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介護ロボット開発の現状

火曜日, 1月 30th, 2018

中学生から仕事を体験することで、将来の仕事を具体的に考えようという方向で、早い段階から将来の仕事に向けた準備が行われるようになりました。
これはとても有意義な体験といえますが、中学生が体験できる仕事には限界がありますし、協力できる企業もある程度決まった業種になりがちです。
その限られた経験で、将来を決定してしまうことは難しいことですが、体験してから将来を考えるということは貴重なことです。
情報だけで決めるのではなく、実際に体験して将来の職業を決めることができるのは理想的なのではないでしょうか。

これから多くの若い人が希望する職種の中には、エンジニアなどIT関連の仕事があります。
学校教育も早くから授業に取り入れていますし、将来は誰もが一定の技術とスキルを持つようになるかもしれません。
エンジニアの需要もその幅は広く、今では医療業界でも大きな存在になってきています。

特に注目を浴びているのは介護ロボットの開発です。
今でも自動車メーカーや、産業ロボットを制作している企業が行っていますが、小さな工場なども協力して、新しい介護ロボットの開発に力を入れています。
介護を受ける人が利用するロボットもありますが、介護をする人が利用するロボットもあります。
体に実装して利用するものが介護ロボットだと思いがちですが、大きなものばかりとは限りません。

介護スタッフが食事の介助をする場合、ちゃんと飲み込みが完了しているのを確認して、次の食事を口に入れますが、介護される人の中には、そのことに劣等感を感じることもあります。
また、介護する人も多くの介護者の食事を介助していると疲労が溜まります。
そこで利用されつつあるのが、喉にバンド形式のセンサーをつけて、飲み込みが完了したかどうかをモニターで確認できる機械です。
小さなことですが、このような小型の介護ロボットを導入するだけでも介護の負担を大きく変えることができるので、業界では期待が高まっています。